はがき懸賞の用語
はがき懸賞でよく使用される用語や語句をご紹介します。
はがきの種類について
- 官製はがき
- 日本郵便株式会社(旧郵政省)が販売しているはがきのことをいい、切手を貼る必要のないはがき(切手と同じ効力を持つはがき)、例えば、郵便はがきやくじ引番号付郵便はがき、エコーはがきなどが該当します。郵政省時代は官製はがきと呼ばれていましたが、2003年4月の郵政公社発足に伴って公社製はがきに、また、2007年10月の郵政民営化により現在は通常はがきと呼ばれています。
- 私製はがき
- 私製はがきとは、民間の企業が発行するはがきのことをいい、日本郵便株式会社が販売している郵便料金分と同額の切手を貼らなければいけません。観光名所などで販売されている絵はがき(日本郵便株式会社発行のものを除く)や雑誌に添付されている懸賞応募用はがきなどが該当します。
- エコーはがき
- はがきの一部に企業や団体などの広告がプリントされていますが、通常はがきより5円安い47円で購入できます。
- くじ引番号付郵便はがき
- はがきの下端にくじが印刷されたはがきのことです。抽選で賞品があたるお年玉付郵便はがきや、夏のおたより郵便葉書(暑中見舞用郵便葉書、かもめ〜る)などが該当します。
締切日について
はがき懸賞においては、締め切りの区切りとして消印有効と必着という二通りの用語が用いられています。
- 消印有効
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例えば、締め切りが2016年3月31日の消印有効の場合には、応募はがきの到着日に関係なく2016年3月31日以前の日付の消印が押してあれば応募を受け付けてもらえます。ここで一つ注意しなければならないのは消印の日付です。普通は郵便局で郵便物を引き受けた日付の消印が押されます。ポストに投函した日の日付ではありません。3月31日の夕方遅くにポストに投函すると当日の収集は終わってる場合があり、その場合は翌日の収集となります。そのときには押される消印は翌日の日付4月1日となりますので消印は無効となり、抽選の対象からは除外されてしまいます。
消印有効日の当日に応募はがきを郵送する場合には、郵便局の窓口に持参するか、夕方であればゆうゆう窓口の利用をおすすめします。
- 必着
- 締め切りが必着の場合には、締め切り日以前に応募先にはがきが到着していなければなりません。したがって、締め切り日当日にポストに投函しても間に合うはずがなく、応募したはがきは無効となります。